今回は、六月の終わりに行ったプール開きの様子をお届けします。
毎年、つちっこ保育園には、プール開きの日に“水の精”がやってきます。
プール開きの数日前になると、水の精から子ども達へ手紙が届くのです。
幼児クラスの子ども達がお昼寝から目覚めると、部屋に水の精からの手紙が届いていました!
手紙を見つけた子ども達は、みんなで集まり手紙を読み始めます。
「みずのせいさん来るんだって!」と、部屋の中はしばらくその話題で持ちきりです。
「小さい子達にも知らせてくる!」と、年長さんが乳児クラスに手紙を届けに行きます。
こうして、子ども達はプール開きの日を楽しみに待っていました。
プール開き当日は梅雨の最中でしたが、今年は晴天に恵まれました! 幼児クラスがベランダに集まり、プール開きの儀式を始めます。
まずは園長先生が榊を御神酒に浸し、えい!っとプールに撒いてお清めをしていきます。
その後、「事故なく楽しくプールで遊べますように!」と、みんなで願いを込めてお祈りをしました。
大型プールが完成しました!
脇にビニールプールや滑り台も設置していきます。
お清めの儀式が終わると、どこからともなく水の精が現れました!
子ども達は大興奮!「水の精さ~ん!」と、手をふりながら元気よく呼びかけていました。
水の精は「みんなが元気に水遊びができますように」と、子どもたちに魔法の水をかけていってくれました。
「これから小さいお友達のところにも行ってくるわね」と、去っていく後ろ姿を 子ども達は「また来てね~!」と手をふり、名残惜しい様子で見送っていました。
乳児クラスのそれぞれの部屋にも水の精がやって来ました!
水の精が現れると、子どもたちは遠くから様子をうかがったり、固まったりと、少しドキドキしているようでした。
でも、水の精から「元気に楽しく水遊びができますように」と、魔法の水をパラパラかけてもらうと、 笑顔を見せていました。
水の精が「夏が終わるころにまた来るわね」と、手を振り去っていくと、 子ども達も手をふり返す様子がありました。
水の精が帰った後に、それぞれのクラスで今年初めてのプールや水遊びを楽しみました!
夏の間、子ども達には思う存分に水に触れ、親しみ、水遊びの楽しさを たくさん感じていってほしいなと思います。